前回の記事では、おすすめのプログラミング言語や学習方法を紹介しました。
プログラミングを学べば初心者でもプログラマーになれます。
しかし、それだけではプログラマーとして生き残っていくのは難しいでしょう。
そこで今回は、プログラマーを目指す人が陥る3つの落とし穴を解説します。
これからフリーでプログラマーになるために勉強を始めたい人は参考にしてみてください。
①独学でプログラミングを勉強してはいけない
まず第一に、独学でプログラミング学習をしてはいけません。
もちろん基礎はプロゲートやRailsのチュートリアルでやるのが一番ですが、それだけでは足りません。
なぜなら、その後に実践経験を積まないと企業、そしてフリーのプログラマーとしての実力がつかないからです。
また業界のルールや常識を理解しておく必要があり、実践経験は必須と言えるでしょう。
何をどういう順番で学習していくのかが大切です。初心者はその順番が分からず、迷ってしまうことがあります。
例えば、自動車教習所で学科を勉強するかと思いますが、本当に大切なのは道路で走れるようになることですよね。
同じようにプログラミングも実践経験を積める場所にいないと成長ができません。
だからこそプログラミングの基礎を学んだ後は、誰かに教えてもらいながらスキルを身につけていくことが大切なのです。
②プログラミングスクールに通ってはいけない
独学でプログラミング学習をやるのもいけませんが、もっとダメなのがプログラミングスクールに通うことです。
なぜならプログラミングスクールでは、プロゲートやRailsのチュートリアルなど、無料で学べる知識しか教えてくれないからです。
しかもプログラミングスクールの料金は高額な上に、実践経験も積めません。
そのためプログラミングスクールに通っても現場で活きる知識は身につかないでしょう。
またプログラミングスクールの数は増えてきており、中には質の低いところもあります。そして、そういったスクールほどうまいキャッチコピーで売り込んできます。
なんとなくスクールを選んでしまうと
と後悔してしまうことも。実際に企業でもフリーランスでも、実践経験を積んだ人が求められています。
フリーランスになるなら、プログラミングスクールに通うのはやめた方がいいです。
実践経験が積める場所でスキルを身につけた方が
効率が良くお金の節約もできます。
③IT企業に就職してはいけない
開発の実践経験が大切というお話をしましたが、その経験を積むためにIT企業に就職をするのはNGです。
なぜなら、企業側は経験者を求めていて
と言われてしまうからです。
仮に入社できたとしても、即戦力ではないためテスターやデバッガーなど、アルバイトでもできる雑用業務しかやらせてもらえません。
要するにレストランで皿洗いをしているのと同じ。フリーランスエンジニアになるための実践経験が積めないのです。
気がついた時にはテスターやデバッガーを1年、2年とやらされていて、それ以外の仕事にジョブチェンジするのが難しくなっていることもあります。
そんな状況では自分の可能性を潰してしまいます。結局、未経験で企業に入るのは運次第ということなのです。
これを踏まえると、未経験で入社するのではなく、経験を積んでから入社した方が、より実践的な経験を積めます。
IT企業に入ってからではなく、入る前に自分自身で実践経験を積むことで即戦力として企業で活躍ができます。
そうすればフリーランスに必要なスキルや経験が身につき、独立もスムーズになるでしょう。
入る前の実践経験については、次回以降の記事でお伝えしますのでぜひ見逃さないようにしてくださいね。
まとめ
エンジニア未経験の悩みとして
「未経験OKのIT企業に就職したが雑務ばかりでフリーランスとして独立できるか不安」
という人が多いです。
Googleで検索をしてもさまざまな情報が出てきて、どんな選択をしていいのか分からないですよね。
結局、プログラミングスクールに通ってしまったり、未経験OKのIT企業に就職をしてしまったりして、フリーランスエンジニアになるためのスキルが身につかないという事例が後を経ちません。
だからこそ、この3つの落とし穴を避けて学習を進めることを心がけましょう。
そして次回の記事では、自分なりに手探りでやってもフリーのプログラマーになれない5つの理由について解説をします。
勉強を始める前の大切なマインドの部分ですので、ぜひ見逃さないようにしてくださいね。