こんな風に思うことはありませんか?
特に日本の飲食や美容、宿泊業などのサービス業は、労働時間が長くて体力的にキツイ、休日は少なく、給料水準は低いところが多い。
筆者はアルバイトですが、サービス業で働いた経験があるのでよくわかります。
- 居酒屋でバイトしていた頃、大学生の先輩が店長よりも稼いでいた
- 宿泊施設でバイトしていた頃、主婦のおばさんが支配人より稼いでいた
福利厚生、肩書、社会的な信用(ローンの組みやすさ)など考慮すれば、正社員の方が優遇される面はあるので、当然月の給料だけでは比較できません。
しかしバイトの方が、
- 少ない労働時間で稼ぎが良い
- 休みのコントロールもしやすい
- サービス残業や休日出勤もない
- プレッシャーも少ない
そんな現実を目の当たりにして、「人生このままで良いんだっけ?」と思い始め、辞めていく人は後を断ちません。
もしあなたが上記のような立場にある、もしくは、残業はなく休みもしっかり取れるけど、昇給や出世の見込みがなく、薄給の生活が変わることはないから何かを変えたい。
そう思っているとしたら、フリーランスプログラマーを目指すことを強くおすすめします。
フリーランスとは?プログラマーとは?
ご存知の方も多いかもしれませんが、まずはフリーランスとは何か?プログラマーとは何か?について、カンタンにご説明します。
フリーランスとは?
自由業とも表現されますが、個人事業主のことです。
企業に所属してその企業の仕事のみをする会社員と違い、案件ごとに関わる企業や人が変わってきます。
- 会社員:所属する企業の仕事だけをする
- フリーランス:今月はA社の仕事、来月はBさんの仕事、のように案件単位の契約
フリーランスでも1つの企業や個人から仕事の依頼が入り続けて、「ほぼ専属」になるケースもめずらしくないので、派遣社員のような感覚で働く人も多数います。
プログラマーとは?
プログラマーと言ったりエンジニアと言ったり、「違いは何?」と思う人も多いのではないでしょうか。
エンジニアには【技師、技術者、設計する】という意味があります。
エンジニアというとIT業界で働く人を想像しがちですが、建築士や医療現場のレントゲン技師、臨床検査技師、車などのモーターを作るモーターエンジニアなど、すべてエンジニアの中のひとつです。
つまり、エンジニアは総称です。
IT業界のエンジニア職の中に、プログラマーが存在しています。
プログラマーは、システム開発(プログラミング)をすることで、企業が使う予約システムや人事システムから、Webサイト、アプリなどを作る技術者です。
今からフリーランスプログラマーを目指すべき7つの理由
フリーランスのプログラマーを目指すべき理由は、以下の7つです。
1、未経験から資格不要でできる
フリーランスになることも、プログラマーになることも、どちらになることにもハードルを高く感じる人はめずらしくありません。
しかし実際のところ、どちらも資格も手続きも不要で、誰でもなれます。
プログラミングができるようになれば、フリーランス案件に応募して、早ければ数日後からフリーランスプログラマーとして活動をスタートすることも可能です。
と思われる方も多いですが、仕事終わりや休日の隙間時間に勉強して、半年程度でスキルを身に付けて、プログラマーに転身する社会人は今かなり増えています。
本業をやりながらでもスキル習得できるので、無理なくキャリアチェンジ可能です。
2、収入が高い
フリーランスプログラマーは、数ある職種の中でも高収入が得られる職種として人気です。
駆け出しのプログラマーでも、月収50万円稼ぐのは難しいことではありません。
以下はレバテックフリーランスという、フリーランス案件を紹介する求人サイトのトップページですが、こちら経由で案件紹介を受けたプログラマーの平均年収は862万円(月給約72万円)。
日本のサラリーマンの平均年収は420万円ほどなので、倍以上ですね。経験を積めば、年収1,000万円超えも夢ではありません。
3、需要が高い
「仕事が得られない」「収入が安定しない」といった、フリーランスのデメリットにありがちな懸念は、プログラマーの場合かなり弱いです。
なぜなら、ITエンジニア業界は慢性的な人材不足で、需要がとても高いからです。
経済産業省が発表する「IT人材受給に関する調査」によると、2015年に15万人不足している人材は、2030年までに79万人にまで膨れ上がると予測されています。
「AIに代替されないスキル」でもあるので、長期的に安定のスキルと言えるでしょう。
4、自分のやりたい仕事を選べる
一般的に会社員は、それぞれ役割が決まっているので、今日はコレをやって、明日はコレをやってと、自由に自分の仕事を決めることはできません。
でも、フリーランスの場合は、自分が興味のある仕事を選ぶことができます。
もちろん、自分の望み通りに100%仕事が受注できるわけではありませんし、実績を作るために多少乗らない仕事をすることもあると思います。
しかし、コレは絶対にやりたくない!と思う仕事をやることはないでしょう。
5、人間関係のしがらみが減る
仕事を選べるということは、関わる人を選べるということでもあります。
危険信号をキャッチしたら、仕事を断る、もしくは継続依頼を受けないようにして、最小期間の関わりにすれば良いだけです。
良い人と関わることができれば、パワハラやモラハラに苦しむ心配もありません。
6、働く場所を自分で決められる
フリーランスといっても、企業に常駐して仕事をすることもあれば、たまに打ち合わせ程度で出社する、一切出社なしのフルリモートなど、形態はいろいろあります。
もしフルリモートの条件で働くことができれば、地方移住しても、海外移住してもOK。
通える範囲に家を借りなければいけないという制約はなくなり、自分の暮らしたい場所で生活することが可能になります。
7、長期休暇の調整も自分次第
- 有給休暇は消化できず溜まるばかり
- 消化できてもせいぜい2〜3日連続が限界
- 有給休暇とは、辞めるタイミングで1ヶ月分くらいまとめて消化するもの
このような暗黙の了解がありませんか?
海外では残業が少ないどころか、夏休みは1ヶ月丸々あることもめずらしくない中、日本の正社員で1ヶ月休暇なんてまず聞きません。
大学卒業してから定年までの約40年間(480ヶ月)のうち、1ヶ月間まとめて休みを取ることができないって結構すごいことですよね。
でもフリーランスプログラマーであれば収入が良いので、3ヶ月働いて1ヶ月休む、のようなリズムを自分で作ることも可能です。
おわりに
フリーランスプログラマーが人気を集める理由がおわかりいただけたのではないでしょうか?
次回は、今回ご紹介した内容とは別の視点から、今からフリーランスプログラマーを目指すべき理由を解説します。