プログラマーになるための7つのステップ

前回の記事では、自分なりに手探りでやってもプログラマーになれない理由をお話をしました。

 

それでは、どうやってフリーランスプログラマーになればいいのでしょうか?

 

そこでこの記事では、フリーランスプログラマーになるための7つのステップを紹介します。

 

この手順を踏めば、誰でもフリーランスプログラマーになれます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ステップ1:マインドセットを意識する

まず第一に「なれる」「なれない」というように、気持ちの持ちようで結果が変わってきます。

 

「なれる」と思っていればできますし「なれない」と思っていればなれません

 

しかし、多くの人は「なれない」と感じて自信を持てないのではないでしょうか。

世の中の会社では、上司が部下に対して「お前はなにをやっているんだ」とパワハラが横行しているため、自信を失っている人が非常に多いです。

 

そんな生活をしていては、どんなに能力があっても「自分にはできない」と思ってしまいます。

 

人生は努力や才能ではなく「選択」です。

 

フリーランスになりたいというチャレンジ精神を持っている人は必ずフリーランスプログラマーになれます。

 

もし自分に自信が持てない人は、小さな成功体験を積み重ねましょう。

 

  • プロゲートで回答を見ずに問題が解けるようになった
  • Railsチュートリアルでポートフォリオが作れた
  • 簡単なサイトやアプリが作れるようになった

 

こういった体験は自分の自信につながります。
まずは目の前の学習をコツコツ進めて、徐々に自信をつけていきましょう。

ステップ2:挫折しない環境を作る

プログラミングは挫折しない環境で学習を進めてください。

 

なぜなら、プログラミング学習者の90%以上が挫折をしているからです。

 

  • エラーやバグを解決できない
  • コードは正しいのに動かない
  • 何が間違っているのか分からない

など、独学でやろうとするとどうしても行き詰まってしまいます。

 

そのため、プログラミング学習は「分からないことを質問できる環境」に飛び込むことをおすすめします。

 

コーチや先生に質問できる環境にいれば、すぐに問題も解決しますし、挫折もしづらいです。

 

ひとりで学習をしていると不安になり、自信を無くしてしまう人も多いので、必ず教えてもらえる環境を作ってみてくださいね。

ステップ3:企業に認めてもらえるポートフォリオを作る

IT企業への就職を考えている人は、企業に認めてもらえるポートフォリオを作りましょう。

未経験者OKの求人に応募するなら、Railsチュートリアルで作ったポートフォリオで通用します。

 

しかし、経験者優遇の求人に応募しようと思ったら、Railsチュートリアルで作ったポートフォリオだけでは弱いでしょう。

 

だからこそ自分のオリジナル作品を作る必要があります。
まずは受けたい企業がどんな開発をしているのか、調べることから始めてください。

 

そこから逆算をして、どんなポートフォリオなら認めてくれるのか考えてみましょう。

 

ポートフォリオに必要なものとしては、

  • これまで作成した作品
  • 携わったプロジェクト・実務経験
  • 開発したサービスの利用者数

これらを用意しましょう。

 

持っているスキルだけでなく、これまでの実務経験や実績があるとさらに評価が上がります

 

しかし未経験者だと実務経験を積めません。

 

未経験だと仮に就職ができたとしても、雑用ばかりでスキルが身につかない可能性があります。

 

できればプロジェクトへの参加や実務経験がほしいところです。

ステップ4:企業に属さず実務経験を積む

前の章で実務経験をした上で企業に就職をした方がいいというお話をしました。

 

しかし、

実務経験を積めるのは企業だけじゃないの?

と感じてしまいますよね。

 

実は企業に属さなくても実務経験を積むことはできるんです

 

まずは企業が求めるスキルを把握し、それを元にサービスを決めます。そこからプログラミング学習をしている仲間とプロジェクトを立ち上げて、そのサービスを作り上げリリースするのです。

 

これでプロジェクトへの参加と実務経験が積めます。

実務経験に雇用形態は関係ないので、仲間内の開発でも「実務経験」と呼んでも問題はありません。

 

また企業が求めるスキルから逆算をしてサービスを作っているため、高く評価してもらえる可能性も高いです。

 

もし仲間がいない場合は、コミュニティやSNSなどで探してみましょう。

ステップ5:企業から高評価が得られるスキルシートを書く

魅力的なスキルシートを書いていれば企業の人も

この人と会ってみたい

と思います。
スキルシートとは職務経歴書のようなもので、経験や実績をアピールできるシートです。

 

決まった形式はなく自由に書ける反面、自分の実力が試される重要なものです。

 

スキルシートで企業がチェックする項目としては、

  • どんなプロジェクトに参加してきたか
  • 自社で活躍できるスキルを持っているか
  • 即戦力になれる実務経験はあるか
  • 仕事への向上心や適合性

これらに注目をして見られます。

 

具体的であればあるほど企業の担当者もイメージがしやすいので、できるだけ論理的に細かく書いてください。

ステップ6:面談の練習をしておく

IT企業に就職するために面談の練習は必要不可欠です。

 

一般的な企業の面接と同じように、面談の練習をすればするほど合格率が上がります

 

  • どんなサービスを作ったのか
  • プロジェクトでの役割
  • どれだけのスキルを持っているか
  • 即戦力として働けるか

などスキルシートに沿って質問をされます。

 

またエンジニアはコミュニケーションが苦手な人も多いため、面談で差別化するのは簡単です。

 

身だしなみを整え、ハキハキと明るく振舞うだけでも好印象に見られるでしょう。できればコーチや先生に、面談の練習をしてもらうことをおすすめします。

ステップ7:好条件の案件を獲得できる営業スキルを身につける

企業で実務経験を積んで、いざフリーになったとしても営業スキルがなければ仕事はもらえません。

 

どんなに能力が高い人でも営業スキルがなければ宝の持ち腐れです。

 

コミュニケーションが苦手
どうやって営業をしたらいいのか分からない

と営業に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。

 

クラウドソーシングという手もありますが、低単価で買い叩かれてしまう上に、手数料がかかってしまうため、おすすめできません。

 

フリーランスの主な営業方法は以下の通りです。

  • 自分で企業に営業をする
  • 前職のつながりで仕事をもらう
  • コミュニティに所属して案件を獲得する

これらが一般的です。

 

特におすすめなのがコミュニティに所属をすることです。

 

フリーの仲間ができるだけでなく、その中で案件が共有されることもあり、営業方法も教えてもらえます。

そのため企業に属しているうちからコミュニティに入り、副業として案件をこなしていく仕組みを作っておきましょう。

まとめ

今回はフリーランスプログラマーになるための7つのステップを紹介してきました。

 

この手順を踏めば、よほどのことがない限りフリーになれます。

 

逆を言えばひとつでも欠けてしまうとフリーとして働くのは難しいです。

 

まずは「自分にはできる」というマインドを持ちしっかりとした目標を掲げてプログラミング学習に励んでみてくださいね。